わが子を「居心地の悪い場所」に送り出せ
時代に先駆け多様なキャリアから学んだ「体験的サバイバル戦略」
Description:... 【内容紹介】 大きく急激な変化の波を乗りこなしチャンスにしたい人とお子さんの可能性を広げ未来を輝かせたい親世代に贈る 「デジタル&グローバル」社会で一生困らない生き方・育て方の指南書 2020年度から、急速な技術革新、とりわけデジタル・テクノロジーの進化とそれがもたらすグローバリゼーションという変化の時代を生きていく子どもたちに必要となる資質や能力を育むことを目的とした教育改革がスタートします。 新学習指導要領の実施に伴う、小学校からの英語やプログラミング教育の導入、大学入試では、「大学入試センター試験」に代わり、従来の知識・技能重視から思考力・判断力・表現力なども加えた、より多面的・総合的な能力の評価や、「聞く・読む」だけでなく「話す・書く」も加えた英語の4技能の評価を目指す「大学入学共通テスト」が導入されます。 一方、バブル崩壊以降の日本の競争力の低下や超高齢・人口減少社会の到来に伴う財政危機などを自らの職業人生の中で身をもって実感してきた親世代、これから長い人生を生きていく若い世代の方々は、将来、社会、企業のあり方や個人の生き方・働き方はどう変化していくのか、そこで生き抜いていくために必要な能力とは何か、どのようにすればそれを身につけられるのかについての答えを模索しているのではないでしょうか。 本書は、いま世界規模で起こっている大きな変化とその背景や本質、その中での日本の現状を紐解きながら、これから起こることを大胆に予測、その中で生き抜いていくために必要な「7つの能力」と身につけ方の指南書です。 マッキンゼー、MBA取得、外資系メーカー・商社、日本のITコンサルティングファームと、主体的にキャリアをチェンジしながら「デジタル&グローバル」な社会を第一線のビジネスパーソンとして駆け抜け、現在は大学教授として、「デジタル技術の革新と融合したグローバル化」がもたらす国家、企業、個人の間でのパワーシフトとその影響を研究しながら、若い世代を支援する著者が、自らの体験とそこから導き出された知見を注ぎ込みました。 【目次抜粋】 はじめに わが子の生存確率を高めるために親がやるべきこととは 1 わが子が生きていく未来、世界、そして日本はどんな姿をしているのか 第1章 「デジタル・テクノロジ革新に主導されるグローバル化」という現実 第2章 世界での存在感が低下、「内向き」になりつつある日本の社会 2 世界を舞台に生き抜いていくためにどんな能力を身につければいいのか 第3章 変化やリスクに対する耐性――日本人といない時間をつくる 第4章 競争を面白がり成長を求める姿勢――何事も「楽しく」ではなく「面白く」 第5章 「課題」を発見し解決するマインド――テクニークやハウツーは害になる 第6章 ゼロベースで自分の頭で考える習慣――常に「なぜ」「どうして」と自問する 第7章 「ギロン」する能力――相手の異なる意見を認めることから始める 第8章 コミュニケーションを取る能力――粘り強く言葉で説明しようとする姿勢 第9章 英語は使いながらモノにする――第2の思考形態の習得と心得る 3 「自分の得意」を磨き続け、多様な人々と協力しながら自らの人生を切り開くために何が必要か 第10章 当事者意識を強く持つ――「努力する」より「才能を試す」 おわりに わが子の可能性を広げ「開かれた未来」にするために
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