この本を書くのは技術的には楽な作業でした。
資料そのものは山のようにあるからです。
著作権に制約のない官報資料も多く出され、週刊誌も定期的に特集しています。
新聞記事も多数あり、特に韓国メディアも自国食品の危険性を克明に指摘しています。
にもかかわらず、私が知る限り韓国食品の危険性を指摘する本が1冊もなかったのです。
考えられる理由は外圧や内圧による忖度と妨害工作です。
不都合な事実を公表しようとすると、法律手段を最大限悪用して妨害してくる連中が存在します。
幾ら出版妨害をしても、週刊誌やネット上で拡散されているので無意味のようにも思われますが、一旦書籍化されてしまうと半永久的に保存されるので、連中の企んでいる歴史改竄に不都合なのかもしれません。
勿論、この推理にも疑問があります。
韓国ではあらゆる不正が横行しているので、それらを批判する嫌韓本が大量に出回っているからです。
嫌韓本を全部閲覧したわけではないのですが、それらの中には当然韓国食品の危険性を指摘している箇所もあるでしょう。
しかし、韓国食品そのものをテーマにした書籍が存在しなかったことは事実なので、この際執筆してみようかと思い立ちました。
資料は日本政府の公報や韓国メディアによる情報が大半です。
なお本書で取り上げる「危険な韓国食品」は「全ての韓国食品が危険」ではなく、「韓国食品の中で危険な食品」という意味であることをお断りしておきます。
気になるのは危険な食品に遭遇してしまう確率です。これも迂闊なことは書けませんが、「危険な日本食品」よりもかなり高い比率を示す事実を韓国メディアも認めています。
「韓国は以前は不衛生だったが、その後衛生観念が向上し、インフラも整備され、危険食品は大幅に減った」ということなら、本書も必要としないのですが、残念ながら、韓国の危険食品は増殖する一方です。
さらに始末の悪いことには、韓国政府が積極的に危険食品を世界中にばらまいているのです。
食品トラブルを取材した記事には取材元と掲載日時を記しました。
すると、食品トラブルは減るどころか増加傾向にあることが判ります。韓国食品の輸出量が増加したことも原因の一つですが、食品に対する誠意の欠如という国民性にも問題があります。
前述したように、国民全てがそうだと言うつもりはありませんが、結果として不誠実な食品関係者が非常に多いのが韓国の実態なのです。
韓国は日本に近い国ですが、その酷い実態が日本人に判るようになったのは比較的最近です。しかも、全ての日本人が韓国を理解し、警戒するには至っていません。
食の安全は人生にとって極めて重要な要素です。身近に存在する危険に対しては敏感であるべきなのです。
そして、こんな酷い状況にした残念韓国人の最大被害者は、同じ国内に住んでいる一般韓国人であることは言うまでもありません。